秋の台風にのって～どうなる日経平均～

　■　秋の台風にのって～どうなる日経平均～　■

関東を直撃した台風のように

勢いのある上昇を見せつけた日経平均。

前回に下落幅の61.8％を超えてくると、

もう少し戻るかもと書きましたが、

もう少しどころか、結構な上昇となってしまいました。

想定以上のリバウンドでしたね。

5日の新月から上に振れました。

一昨日の14日満月を経て、今週どういう動きになるんでしょうか？

巷では『今までが売られ過ぎ、年末にかけて上昇だ！』

『米中摩擦もそろそろ落ち着く、買いだ！』

等、強気な声が多いように感じます。

NYの各指標はいずれも過去最高値水準。

ダウ平均も7月高値目前です。

抜けたらもうしばらくリバウンドなんでしょうが、

（最終5波がまだ終わってないという解釈）

抜けない以上、

7月からの下落1波に対する2波のリバウンドと見えます。

エリオットでは1波に対する懐疑感がまだ強く残るのが2波。

ですので、1波の深いところまで戻す（押す）のが常です。

エリオットをやってると、

第2波、第4波、b波の難しさがよくわかります。

さて話を戻すと、

世界情勢が特に好転したわけでもないのに、

株価だけ上がっている。

いわゆるショートカバーによるものではないでしょうか？

ここで買い向かうのは危険だと思います。

8月に下がり切れなかった分、

これから10月にかけて訪れるであろう暴落は、大きくなりそうです。買っている方は一旦手仕舞いが良いのでは？

そんな私は、

先週6日のショートの打診はそのままに。

打診第2弾を13日に入れました。

今回の上昇幅の61.8％を割り込んだら本腰を入れようと思います。

もし4月の高値を抜くようなら打診売りは一旦白旗ですが、

どうでしょうね？

よく『スケベショート』などと言いますが、

本当に売りから入るのは難しいですよね。

それでは又！